論語と算盤と私
論語と算盤と私
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心得、みたいなのが知りたかったので主に前半のみ。後半はより具体的なファイナンス論など。バイブルになりそう。何度か読みたい。
「サラリーマン経営者の、院政問題は責任と権限の分離」
権限と責任が一致していないとダメ。
資金の用途や人事の権限が実質ない、とか。骨抜きになってしまう。判断の結果が悪ければクビにしてください、ぐらいの責任は必要。
経営者は独裁すれども独断せず、だが最終的には自分で意思決定することが大事。
「べき論は多いが、どう遂行するかが触れられない。理、心、運は1:4:5。」
意思決定に対して、正しい、間違いを言うのはそもそも無意味。自分が選んだオプションをいかに正解にさせるかが経営者の仕事。
心の底から笑うためには、自分の痛みを取り出し、その痛みで遊べるようにならなきゃいけない
「明確な目標は思ってる10倍大事」
その生活でno1になれるの?、みたいな感じでチームメンバー同士で意識できる。
「使命(ミッション)の目覚めは組織の第2のバースデー」
ミッションは生業の域を超えて突き詰めたいと思える事業、使命に出会ってしまった時に改めて成文化するもの。
パナの、水道理論が公表されたのが創業日になっている。
※これは、なるほどと思った。後付けもありか。
ミクシィの社是案
「楽して儲けるを全力でやりきる」
根性論にならないよう。なぜこれやってる?を大事にしたいから。
「三ヶ月前は黒歴史」
恥ずかしくなるような思い。そのスピードで成長する。こうなってなければ何かがおかしい
「本当の失敗は挑戦しないこと」
「なんとかなる」
色々あったけどここら辺が特に刺さった。
「解くべき問いを間違えない」
間違っていなければ、いつかは解ける。