Max Is Back

新規事業/起業/スタートアップとして新しい価値を作るためで学んだことを発信していくブログです。

反省

反省

社内で新規事業をやっていて、色々と、反省しなければならない点があった。 普通のスタートアップでも起きるのかは判らないが、自分なりに重要だと思ったのでメモしておく。

駄目だな、と思ったこと

上手くいかないのでは?と思っても、ダラダラ続けた
「これ、価値を提供できてないな」という状態でピボットも思いつかないにも関わらず、ダラダラ続けてしまった。

なぜなら、やります!と言い切った手前、簡単に諦められないし、単に弱気に鳴ってるだけじゃないかな?と思ったから。

しかしながら、おおよそ、この予感が出てきたときは経験則的に結局すぐにだめになる。
また、その状態で仕事を進めてもチームが崩壊していく。うまくいかない感じがチームに伝わるから。
何のために仕事してるんだろう?という状態になって、頑張る意味が無くなり、頑張らないからつまらなくなり、崩壊する。

根拠なき不安ではなく、提供価値が無いと感じたら、早々に終わらせたほうが良い。
どれだけ迷っても、人の意見を元にGoの判断はしない。そうすると、直ぐに迷いに戻ってくる。
尊敬する人の意見を聞いて、自分がどう思うから、で判断しなければならない。

人を増やしすぎた
 意思決定のスピードが遅くなる。会議とか、そういう次元ではなく、気にしなければならない人が増える。

 ああ、ゴール設定してあげないとこの人仕事がなくなっちゃう、、とか、一度言い出したことと整合性取らないといけないので、やっぱ辞めましょう!が言いづらいとか。
 方向転換がしづらいのはかなりの致命傷。アホなら迷いまくってゴールに到着するしかないから、
 迷う回数を増やせる状態だけは重要。作ったものを全部ぶっ壊してごめん、ができる組織じゃないと前にススメない。

風呂敷を広げすぎた
 TV出たり、Tシャツ着たり、絶対行けるぞ、と言ってみたり、風呂敷を広げるのは良いが、
 広げてたためないからと言って、追い込まれて良い判断ができる、にはならない。
 よく、宣言すればやらざるを得ない、なんてのがあるが、できないときは困るだけで結局やれない。
 不用意に風呂敷を広げても、あまり意味がないだけじゃなく、一度表明しただけに意思決定しづらくなるのでオススメできない。

今後、スタートアップで大事にすること

ということで、次の事を守ってこれからも前に進もうと思う。

信頼できる、コミュニケーションとりやすい人だけで進める ※YESマンを集める、とは違う。NOという主張がきちんと受け入れられる人と進めること。

意思決定のスピードを爆速にする 意思決定を阻害する要因はなるべく排除する。
撤退判断の可否を経営会議に聞かなければならないとか、外注しちゃって断りづらいとか、メンバーの仕事が・・とかは防ぐ。

力を発揮できる領域で、明確に存在する課題を解決する。
判りづらい、そうとも言える、という課題はだめ。芯食ってる課題を見つける。

諦める、の単位は重要だと思う。 自分は何を諦めないのか。僕は、事業を作ることを諦めない。手段は色々試していくしかない。